薬膳ってナニ?

最近の健康ブームの波に乗って「薬膳」という言葉を耳にする機会が増えました。
そもそも「薬膳」ってなんだろう。。。のところからお話をしたいと思います。

「薬膳」とは中医学に基づいた「食事」のこと。
ここでまた「中医学?」となりますね。中医学とは「中国伝統医学」のこと。

医学の中には「東洋医学」「西洋医学」と呼ばれるものがあります。(ここではその他は割愛)
西洋医学は体の悪い部分に直接アプローチをして、手術や投薬治療をします。

一方、東洋医学は古代中国で生まれた考え方で、体の不調を内側から根本的に治す治療法で
あん摩や鍼灸、漢方などが代表的ですね。
そして病気にならない為の「生活の仕方(生活養生)」も東洋医学の考えです。

つまり「薬膳」とは中国伝統医学に基づいて作られた「健康を保つための美味しい食事」こと。
もともとの体質やその時の体調、そして季節を考慮し「食べ物でバランスをとる」美味しい食事なのです。

薬膳との出会い

私と「薬膳」との出会いは10年ほど前になります。
特に体調が悪かったわけでもなく、夢中で通っていたパン教室の先生から
「素敵な飲み物があるの♪」と出されたお茶が「薬膳茶」でした。

その時に飲んだ薬膳茶は、お肌に潤いを与えるような、そんなお茶だったように記憶しています。
仕事も子育ても、そして趣味も忙しかった私は毎日が寝不足でしたが、翌朝の洗顔時「肌がプルっとしてる!!!!」と、もの凄く衝撃を受けました。

薬膳にはどうやらご縁があったようで、すぐに体質チェックなどを受ける機会もあり、そのまま最初のベーシックコースを受講し、そして今日まで私と薬膳の関わりは継続しています。

途中、学びのコースをお休みをしていた時もあります。
「PM9時までにお風呂に入って、11時には寝る。夜ご飯は控えめに!」それで良いんじゃない?
と自称健康の私は斜に構えていました(笑)

年齢を重ねるうち当時では考えられないような、何となくの不調(未病)も心当たりがあるようになったり、家族の健康も気になるように。
2年前より学びを再開し、ベーシック、アドバンス、アドバンスネクストを終了し、現在は「婦人科」そして10月より「講師養成講座」にすすみました。
まだまだヨガ同様、たくさん勉強することがあります。

ここではそんな私の「薬膳プチ生活」をお伝えしていければ・・・。と思っています。