自由の象徴
あなたには、何か気合の入るアイテムはありますか?
それは例えば、会社に勤めている方ならば、社員証とか
議員さんならば、議員バッチ?
それを持ったり身に着けたりするだけで、すこしテンションが上がったり、やる気になったり、身が引き締まる思いになったり。
そんなアイテムはありますか?
わたしはずっと会社員時代が長かったので、ある時は首からぶら下げる社員証だったり
ある時は名刺だったり、またある時はそこのビルへ出入りをする優越感だったり(笑)
人には「今の自分」を象徴とするものが、何かしらあるのではないかと思います。
では今のわたしは?
今のわたしは「ヨガインストラクター」という肩書。象徴するものは、とくにありません。
いつもヨガウェアでウロチョロしているわけでもないし、いつもヨガマットを持っているわけでもない。。。
少しばかり「茶色の髪」と、足の爪の保護のために定期的にメンテナンスに行く「足の赤いネイル」
ヨガインストラクターになってからの変化としてはその2つくらい。
でもわたしは、いつも「自由」になりたかった。
それはまるで反抗期の子供みたい。(笑)
会社というところに属していると、ある程度の制限は仕方がない。
医薬品業界にいたので、そこはネイルもなんとなくNGな雰囲気。
耳の上を5ミリに刈り上げをしている女子は当然わたししかいない。
あとは丸坊主の男性マネージャーくらい。
会社に属しながらそれが息苦しくて、ある時、右耳の軟骨にピアスを開けた。
別に禁止なんかされてないし悪くもないはずなんだけど
次の日に出勤するわたしは、どこか「自由」を勝ち取った気持ちになった。
いわばわたしの軟骨ピアスは「自由の象徴」
その日から3年程。わたしは会社を辞めて、本当の意味で自由になった。
それでもおかしなもので、わたしの右耳の軟骨ピアスは今度は「自由人」の象徴になった(笑)
最近、いろいろ思う。
ヨガの事。薬膳の事。子供の事。将来の事。生き方の事。自由とは?
わたしは象徴のようにしてきた右耳にある軟骨ピアスがなくてもわたしは自由なんだ。
そんなことも思うようになった。
「自由」にこだわるあまり、呪縛のように囚われてたことに気づいた(笑)
本当の意味で自由になる時がきたようだ。
【Maniyogaが大切にしていること】
日々の慌ただしさから少し離れ、忘れがちな呼吸に意識を向け、少しの緊張とたくさんの緩み。
そんな時間を感じるヨガをしていきます。